イー・ロジット(9327)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の3月10日からスタートします。イー・ロジットは、通販物流代行事業や物流コンサルティングなどを行っている企業です。

イー・ロジットは、IPOラッシュ終盤でのブロードマインドとの同時上場になりますが、どちらも規模が大きくないので何とかなりそうです。

ただ、前日に新規上場するベビーカレンダージーネクストが初日値付かずになると、3社もしくは4社同時上場になってしまうので、そうなると他銘柄の動向に影響を受けるかもしれませんね。

イー・ロジット

イー・ロジット(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報

銘柄名イー・ロジット
コード9327(倉庫・運輸関連業)
主幹事証券いちよし証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
SBI証券
岩井コスモ証券
岡三証券
東海東京証券
極東証券
東洋証券
マネックス証券
楽天証券
むさし証券
岡三オンライン証券
上場日3月26日
仮条件決定日3月8日(1,400円~1,500円に決定)
ブックビルディング期間3月10日から3月16日まで
公開価格決定日3月17日(1,500円に決定)
申込期間3月18日から3月23日まで
公募540,000株
売出し375,600株
OA133,200株
吸収金額15.7億円
時価総額51億円
想定価格1,500円→公開価格:1,500円
初値価格1,995円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

イー・ロジットIPOの事業内容

イー・ロジットは、通販サイトの運営において通販事業者にとっては欠かせないサービスである物流代行サービス運営代行サービス及び通販物流事業のノウハウを活かした物流コンサルティングサービスの主に3つのサービスを提供しています。

物流代行サービスでは、通販事業者の依頼を受けて商品を預かり、商品管理、ピッキング、流通加工、梱包、配送、代金回収等の一連の物流業務を代わりに行っています。

運営代行サービスでは、通販事業者の依頼を受けて商品撮影、商品データのアップ、受注処理、カスタマーサポート等を、代わりに行っています。

物流コンサルティングサービスでは、通販物流事業で培った経験によるノウハウの蓄積を活かし、会員メルマガ等による情報提供、物流知識や改善のセミナー及び通販事業者の物流現場の改善コンサルティングを有料で提供しています。

イー・ロジットのサービス概要

イー・ロジットは、通販サイトの運営に係わる受注処理、カスタマーサポート、商品管理、物流代行、配送等を一括で行うことができる物流センターとして、6つのフルフィルメントセンターを展開しています。

イー・ロジットのフルフィルメントセンター

IPOによる手取金の使途

  1. 新規FC開設及び既存FCの生産性向上のための設備投資
  2. 習志野FC開設に伴う増加運転資金

イー・ロジットIPOの業績

イー・ロジットの業績

(※画像クリックで拡大)

イー・ロジットIPOの売上は順調に伸びており、利益もややバラついているものの堅調に推移しています。

イー・ロジットのIPO評価

イー・ロジットは、ブロードマインドとの同時上場ですが、規模(吸収金額15.7億円)はそれほど大きくなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面は良好だと思います。

また、物流事業はIPO的に地味ですが、巣ごもり関連銘柄として一定の評価を得られそうです。

ただ、イー・ロジットは主幹事がIPOの抽選配分率を10%から1%へ引き下げると公表しているいちよし証券ということがネックですね。

よって、イー・ロジットのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。イー・ロジットIPOは、公開価格の2倍以上の高い初値が付くと予想しています。

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イー・ロジットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

イー・ロジットIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事のいちよし証券をはじめ、SBI証券マネックス証券などの平幹事も幅広く申し込む予定です。

イー・ロジットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
いちよし証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
SBI証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
岡三証券BB参加
東海東京証券BB参加
極東証券口座なし
東洋証券ネット口座での取扱いなし
マネックス証券BB参加
楽天証券BB参加
むさし証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加


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