2023年にIPO新規上場した企業の騰落率ベスト5をリストアップしてみました。低調だった一昨年(2022年)と比べて概ね上回っています。
ただ、好調だったのは前半までで、後半は一転して低迷したまま年を終えています。後半はIPOの新ルールが導入されたことも低迷の一因になった気がします。
とにもかくにも、今年のIPOは大いに盛り上がってほしいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 5577 アイデミー | 6月22日 みずほ証券 SBI証券 | グロース 5.4億円 | 1,050円 5,560円 | 4,510円 429.5% |
2位 | 5570 ジェノバ | 4月18日 大和証券 | グロース 4.3億円 | 470円 2,106円 | 1,636円 348.1% |
3位 | 9348 ispace | 4月12日 SMBC日興証券 | グロース 70.5億円 | 254円 1,000円 | 746円 293.7% |
4位 | 5248 テクノロジーズ | 1月26日 東洋証券 | グロース 8.1億円 | 1,000円 3,650円 | 2,650円 265% |
5位 | 7409 AeroEdge | 7月4日 みずほ証券 | グロース 15.5億円 | 1,690円 5,860円 | 4,170円 246.7% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
騰落率No.1のアイデミーは、前年のNo.1だったウェルプレイド・ライゼストとほぼ同じ騰落率で、2位以下は前年を上回っているため、一見すると好調な一年に見えます。
しかし、ベスト5にランクインしたIPOは7月までに新規上場した企業で、8月以降に新規上場したIPOは一つもランクインしていません。
昨年のIPOは前半と後半でガラッと雰囲気が変わってしまいましたが、今年のIPOは一年を通して好調な年になってほしいですね。
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