リバーホールディングス(5690)IPOの仮条件が決まっています。リバーホールディングスIPOは、東証2部にしては規模が大きく、ペルセウスプロテオミクスIPOとの同時上場でもあるため、需給面で警戒されているようです。
また、リバーホールディングスのような地味めで微妙なIPOにとっては、新型コロナウイルスの影響で地合いが悪化していることもマイナスに働きそうですね。
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リバーホールディングスIPOの仮条件
920円~960円
リバーホールディングスIPOの仮条件は、想定価格の920円を下限に上方へやや拡げて設定されています。
リバーホールディングスIPOは、当初から需給面が不安視されていたので、もう少し弱めの仮条件になると思っていました。
このところ、野村證券が主幹事を務めるIPOは、地合いが良くないにもかかわらず、強気の仮条件が目立ちますね。
ちなみに、リバーホールディングスIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は51億円から53.2億円にアップするので、さらに重くなってしまいます。
リバーホールディングスIPOの初値予想
960円⇒888円 (公開価格比:-72円)
(※大手予想会社の初値予想:900円~1,050円)
リバーホールディングスIPOは、人気になりにくい東証2部の鉄鋼セクターで、規模(吸収金額53.2億円)も大きいため、今の地合いでは厳しそうです。
資源リサイクル事業には、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)というテーマ性があり、業績も悪くはありませんが、現状では公開価格と同値程度で初値形成するのが精一杯と予想しています。
リバーホールディングスIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 みずほ証券 いちよし証券 大和証券 楽天証券 auカブコム証券 |
リバーホールディングスIPOは当選枚数が多いため、主幹事の野村證券ならかなり期待できそうです。また、100%完全抽選の楽天証券にもチャンスがありそうです。
ただ、リバーホールディングスIPOはややリスクが高いため、当選欲しさに手を出すのは禁物だと思います。
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