2024年4月までのIPOは前半好調も後半失速といった印象でした。また、初値が公開価格を割れたのは26社中2社でした。
ちなみに、昨年同時期の公開価格割れは1社だったので、ほぼ同じといった感じです。
そこで、2024年4月までに新規承認したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。今年後半のIPOでは、初値の公開価格割れはゼロといきたいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 156A マテリアルグループ | 3月29日 野村證券 | グロース 66.3億円 | 1,180円 1,085円 | -95円 -8.1% |
2位 | 175A Will Smart | 4月16日 大和証券 | グロース 12.8億円 | 1,656円 1,580円 | -76円 -4.6% |
3位 | 176A レジル | 4月24日 大和証券 | グロース 71.1億円 | 1,200円 1,205円 | 5円 0.4% |
4位 | 173A ハンモック | 4月11日 SMBC日興証券 | グロース 31.4億円 | 2,060円 2,160円 | 100円 4.9% |
5位 | 177A コージンバイオ | 4月24日 野村證券 | グロース 18.6億円 | 1,900円 2,030円 | 130円 6.8% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2024年4月までに新規上場したIPOの初値騰落率ワースト5は、やはり規模の大きい銘柄が目立ちます。また、地合いが悪化した4月に新規上場したIPOがほとんどですね。
今年後半のIPOでは初値騰落率ワースト5にランクインすることなく、どの銘柄も期待通りの初値を付けてほしいですね。
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