ペイロール(4489)IPOの仮条件が発表されました。ペイロールIPOは、利用者実績No.1の給与計算業務アウトソーシングとして関心を集めています。

ただ、ペイロールIPOは4社同時上場(リートIPO含む)で規模も大きいため、資金分散の影響が気掛かりですね。

ペイロール

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ペイロールIPOの仮条件

1,280円~1,380円

ペイロールIPOの仮条件は、想定価格の1,380円を上限に下方へ拡げて設定されています。ペイロールIPOは規模の大きさが懸念されていたので、妥当な仮条件だと思います。

ちなみに、ペイロールIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は108.5億円になるので、マザーズにしてはかなり重めですね。

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ペイロールIPOの初値予想

1,500円 (想定価格比:+120円)

(※大手予想会社の初値予想:1,400円~1,600円)

ペイロールIPOは、ペルセウスプロテオミクスIPO東海道リート投資法人IPOデコルテ・ホールディングスIPOとの4社同時上場で規模(吸収金額108.5億円)も大きいため、資金分散の影響も大きいと思います。

また、ペイロールIPOは公開株の大半が売出株なので、VC(ベンチャーキャピタル)のイグジット(出口)案件として警戒される可能性もあります。

ただし、給与計算業務に特化したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、「働き方改革」という政策を追い風に今後も需要が見込めそうなため、事業面で一定の評価を得られそうです。

よって、ペイロールIPOは海外への販売も予定されているため、海外での人気にも左右されますが、今のところ公開価格の1.1倍程度で初値形成すると予想しています。

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ペイロールIPOの幹事団

ペイロールIPOの幹事団
主幹事証券野村證券
幹事証券SMBC日興証券
東海東京証券
岡地証券
SBI証券
いちよし証券

ペイロールIPOは大型なので、主幹事の野村證券だけでなく、SMBC日興証券などの平幹事にもチャンスがありそうです。

ただ、ペイロールIPOはややリスクもあるので、その辺りも頭に入れておく必要はあると思います。


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