今年のIPOは、ここまで初値が公開価格を割れた銘柄はゼロという点では、まずまずのスタートを切ったと思います。
そこで、2021年4月までに新規承認したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。今年は、このまま年末まで初値の公開価格割れはゼロでいきたいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 2933 紀文食品 | 4月13日 みずほ証券 | 東証1部 55.3億円 | 1,160円 1,271円 | 111円 9.6% |
2位 | 4193 ファブリカ コミュニケーションズ | 4月7日 東海東京証券 | ジャスダック 35.3億円 | 6,000円 6,900円 | 900円 15% |
3位 | 7367 セルム | 4月6日 野村證券 | ジャスダック 27億円 | 1,280円 1,502円 | 222円 17.3% |
4位 | 5074 テスホールディングス | 4月27日 大和証券 | 東証1部 191.6億円 | 1,700円 2,010円 | 310円 18.2% |
5位 | 4432 ウイングアーク1st | 3月16日 野村證券 三菱UFJモルガン ・スタンレー証券 | 東証1部 194.5億円 | 1,590円 2,000円 | 410円 25.8% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
今年のIPOは初値の公開価格割れがないため、ワースト5と言っても、どの銘柄も初値で売れば利益を得られたので、けして悪いというわけではありません。
ちなみに、昨年はコロナウィルスの影響が大きかったこともあり、同時期のワースト5は全て公開価格割れでした。
今年のIPOは、ここまで概ね順調に新規上場してきているので、今年後半もこの調子で大いに盛り上がってほしいですね。
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