ヤプリ(4168)IPOの仮条件が発表されました。ヤプリIPOは大型ですが、ノーコード(プログラミング不要)でアプリ開発ができるという事業内容で注目されています。
しかし、ヤプリはKaizen Platformとウェルスナビとの3社同時上場なので、資金分散の影響は避けられませんね。
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ヤプリIPOの仮条件
2,960円~3,160円
ヤプリIPOの仮条件は、想定価格の2,960円を下限に上方へ拡げたレンジになっています。ヤプリIPOは規模が大きいので、もう少しノーマルな仮条件になるかと思いましたが、やはり事業面への注目度が高いからか、やや強めの仮条件になっています。
ちなみに、ヤプリIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は165億円から176.1億円にアップするので、ますます重くなってしまいますね。
ヤプリIPOの初値予想
3,500円⇒4,800円 (公開価格比:+1,640円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:3,400円~3,900円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:3,800円~4,300円)
ヤプリIPOは3社同時上場で、吸収金額も3社合わせて約999億円と非常に大きいため、資金分散の影響を受けると思います。
また、ヤプリIPOは業績が赤字で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多いのも懸念材料です。
しかし、ノーコード(プログラミング不要)でアプリを開発できるクラウド型のアプリ運営プラットフォーム「yappli」は注目度が高いため、事業面で一定の評価を得られそうです。
よって、ヤプリIPOは公開価格を10%程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
ヤプリIPOの幹事団
主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
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幹事証券 | 野村證券 SBI証券 マネックス証券 |
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